今回私が読んだ本は「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」という本です。
時間術をメインとして書かれていて、私は普段の時間の使い方が上手くないと感じており、どうすれば上手く時間を使えるのか知りたくてこの本を購入しました。
印象に残っている部分を取り上げて書いていきますのでよろしくお願いします。

まず、この本がどういった内容なのか、導入のところで書かれていました。

この本は、「好きなことに思いっきり向き合う」ための時間術の本です。
いつでも好きなことに思いっきり向き合えたら人生はとても楽しいものになると思います。
自分は学生で、まだ社会人のことはよく分からないのですが、確実に感じているのは今より好きなことに思いっきりになれないことです。
そういった思いもあり、社会人になっても「好きなことに思いっきり向き合う」ようになれるようこの本を読み進めていきたいと感じました。

また、以下の内容が導入に書かれていました。
恐るべきは、失敗することではなく、自分の「やりたい」という思いに不誠実になることだったからです。
自分がやりたいと思っていても実行に移すことができない。
そんな経験が自分にも沢山あります。
もっと自分に素直になって、失敗を恐れず、やりたいことをどんどんやっていこうと思いました。

本編の前半では時間術がどのくらい大切なのかということを中心に話が展開されていました。
その中でも、ラストスパート志向がダメだということが分かりました。
そして最も良くないのが「ラストスパート志向」です。多くの人が「最初はのんびりしていても、最後に頑張ればなんとかなる」という根本的な過ちを改めるところから始めないといけません。
ラストスパート志向の一番の欠点は、最後の最後までそのタスクの本当の難易度が分からないという点にあります。どんな仕事でも、やってみないとわからない部分が必ずあるのです。
私は現在学生で、様々な課題が出されたりするのですが、いつもその課題は早めに終わらせるようにしています。
しかし、周りを見てみると「ラストスパート志向」の人がとても多く感じられます。
ギリギリになってやり始めて、課題がどんどん重なって結局提出できない。
そういう場面を幾度か見てきました。
いつもギリギリではなく、ゆとりをもってタスクを終わらせることが大事という、当たり前のことを再確認できたのでとても良い内容だと感じました。

後半の部分では、著者がどのようにして実際に時間をうまく利用しているのかが書かれていました。
詳しい内容は本を実際に読んでみるとよくわかると思います。
その中でも、仕事との向き合いかとを一言で表した内容が書かれていました。
一言で言えば、「時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し、締め切りが近づいたら流す」という働き方です。
時間に余裕があるときにこそ全力疾走という言葉がとても私にはよい響きだと感じました。
締め切りが近く、心が落ち着かないときに急いでやっても良いものはできない、そういう風に私は思いました。
これからは、とにかくゆとりをもって、ラストスパート志向にならないよう心掛けていきたい、そのように決心したいです。

そして終わりに近づいて、天職について書かれている部分がありました。
「自分には才能がないから天職なんか見つけられない」とネガティブに考える方もいるかもしれませんが、これも間違いです。重要なのは楽しくて楽しくてしょうがないかどうかの、ただ一点のみだからです。
著者のスタイルとして、何をするに関しても楽しいかどうかで判断していると感じられました。
仕事を楽しめるか、そこが人生における重要な問題とも言っています。
私も将来の仕事で、楽しくてしょうがない職に就いて、それを天職と思えるような人生にしたいと感じました。


ざっくりとした内容になってしまいましたが、詳しい時間術については是非本を読んでみることをお勧めします。
自分の今までの時間の使い方とここまで違うのか、と感心させられる部分がたくさん出てきます。
人生は一度です。もっと楽しい人生にするために、お互いもっとたくさん頑張りましょう。
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